2025/12/5
おしらせ
伊賀おとな塾 第二回 開催しました
11月28日、伊賀連携フィールド事業・リカレント教育プログラム「伊賀おとな塾」『分析の世界』~基本・基礎を振り返り応用を身に付ける~ 第二回講義が開催されました。
第二回は三重大学生物資源学研究科生物圏生命科学専攻の勝崎裕隆 准教授を講師に迎え、「学部及び学内機器設備でできること、天然物を材料とした有機化合物研究について」と題した講座を開催しました。
大学内には LC-MS、GC-MS、NMR、電子顕微鏡、DNAシークエンサー、プロテオーム解析装置など、化学・生命科学・材料科学の研究に欠かせない先端設備が整備されています。
本講義では、それぞれの機器が「何を明らかにできるのか」を中心に、有機化合物の構造決定、タンパク質解析、材料の表面分析や金属分析など、幅広い分析の役割を紹介しました。専門知識がない方でも理解できるよう、物質の“見えない世界”がどのように可視化されていくのかを実例を交えて解説を行いました。

「伊賀おとな塾」は今後も全5回シリーズとして開催予定です。次回以降も、地域の皆さまに向けて、実践的で楽しく学べる内容をお届けしてまいります。


