2024/8/20
おしらせ
令和6年度三重大学リカレント教育講座「DX人材育成プログラム」の開講式を実施しました
三重大学リカレント教育センターでは、令和6年度には、レディーメイド型のDXリカレント教育プログラムとして実施する「DX人材育成プログラム」にかかる開講式を8月9日に実施し、15名の受講者が参加しました。
前日に気象庁より発表された南海トラフ地震臨時情報(南海トラフ巨大地震注意)を受けて、急遽対面実施を取り止め、全面的にオンラインにて実施することとなりました。
オンライン開催の様子
今年度実施するプログラムは、座学に加え、実際の企業データを用いた演習・グループワーク・成果発表を通じて、PowerBIによるデータの可視化、データ分析による課題発見、DX経営事例、新規創出、目的にあった課題を設定し事業推進するためのプロジェクトマネジメント、知的財産マネジメント、地域イノベーション学、PowerAutomateによる自動処理概要などを学び、DXを推進できる実行力を修得できる講座となっています。
昨年度に引き続き、三重大学大学院地域イノベーション学研究科の西村教授や株式会社EBILABの小田島代表取締役社長ほか多彩な講師陣が、デジタルスキル、地域イノベーション学、プロジェクトマネジメントに関する講義を行います。
この他、特別講演として日本マイクロソフト株式会社インダストリーテクノロジーストラテジスト 岡田氏、株式会社エスマット代表取締役 共同創業者 林氏による最先端のDX事例などについての講義も実施します。
また、本プログラムは、名古屋大学実践データサイエンティスト育成プログラムと連携しており、名古屋大学のプログラムのオンデマンド講座の一部を視聴できるものとなっています。
さらに、DX人材育成プログラムの他、IoT基礎演習・プログラミング活用基礎プログラムを用意し、Raspberry Pi (ラズベリーパイ)をカメラなどのデバイスに接続し、動作を確認する所から、物体検出の⽅法までを横断的に学ぶための基礎演習に加え、オンデマンド講義によるプログラミング(Python)活用の基礎を学んでいただくことで、データ取得・活用基礎の修得を目指します。
三重大学は、今年度、上記プログラムを実施することで、生産性の向上、新事業の創出を担えるDXを推進できる人材の育成に貢献していきます。